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8.サブコンシャス(シャドウメモリーの05)募集馬診断レポート
Posted at 06/09/07 PermaLink» Comment(0)»
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『二十一世紀を支配する血脈』(著者:武市銀治郎)
【内容情報】競走、生産において生き残れるのは“逞しい血”を持ったサラブレッドである。産駒勝馬率、高齢生殖能力、異系超活性血統など、さまざまなデータを分析した「血の活性化論」をもって二十一世紀のサラブレッドの盛衰を予言する―。
『世界の逞しい血統』(著者:武市銀治郎)
【内容紹介】サンデーサイレンスやシガーの超活性源はどこから来たのか。いま、近未来の血統盛衰と活性化への扉を開く。
【内容情報】サラブレッドは、これまで父系中心に語られてきた。しかし、種牡馬のレベルが飛躍的に向上した現代において、母系を無視した血統論はもはや意味をなさなくなっている。名馬誕生の鍵を握るのは、実は「母の血」なのかもしれない。サラブレッドの血統を母系から読み解く初めての試み。
【目次】母のちから―母系血統の重要性/母の履歴書―ジェネラル・スタッド・ブック/母の記号―ファミリーナンバー/成功する母―データが語る名牝の条件/母の事情―牧場という生産現場/母の相性―ニックスと代用血統/日本の母系(スペシャルウィークへの道/トウカイテイオーへの道)/母の父―ブルードメアサイヤー
競馬の血統学
著者:吉沢譲治
【内容情報】カナダが送った革命の使者ノーザンダンサー。サラブレッドの進化と活性化に貢献した歴史的名種牡馬は、思いがけない国や血統から誕生してきた。そして、次なる国とは…。大胆な仮説を、緻密な取材と分析で考証した「JRA馬事文化賞」受賞作に、新たな流れに沿った終章を追録。
【内容情報】昔、神童。開成では劣等生。13回、調教師試験に失敗。ところが、開業以来、破竹の勢いで勝鞍を量産。その躍進の裏には確かな計算があった―。
【著者情報】矢作芳人(ヤハギヨシト)1961年3月20日生まれ。東京都出身。天下に名高い進学校である開成中学~高校を卒業後、父の反対を押し切り競馬の世界へ。オーストラリアでの修行後、1984年に栗東・工藤嘉見厩舎の厩務員に。調教助手などを経て、04年、14回目にして調教師試験を突破。翌年3月1日付けで開業し、以来、15勝、24勝、34勝と着実に勝ち星を伸ばす。地味な血統の馬を走らせることに定評があり、ロドリゴデトリアーノ産駒のスーパーホーネットが厩舎の看板馬として活躍中。また、かつての担当馬イワテニシキとの日々を描いた『ニシキ』で、00年の優駿エッセイ大賞次席を獲得するなど、マルチな才能を発揮している。07年、JRA優秀調教師賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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8.サブコンシャス(シャドウメモリーの05)
◆サブコンシャス Subconscious
馬名由来:「潜在意識」の意。本能のまま他馬に先駆けて疾走し、ゴールを目指すように。母名から連想して。(英語)
父ジャングルポケット
母シャドウメモリー(母父サイフォンSiphon)
牡 鹿 2005/3/9 生まれ ノーザンファーム
価格2400万円(一口6万円)
[カタログのコメント]
馬体の随所に父の特長がよく表れ、やや大きめの体格、ゆったりとした長さのある背中、軽くしなやかな首差し、容量たっぷりのトモを有しています。春先は幾分緩い感じがありましたが、運動量が増えるとともに皮膚の薄さ、良質な筋肉の張りが目立ってきました。放牧地では豊かな瞬発力を感じさせる伸びやかなフォームを披露し、また、長時間駆け回っても決してバテないタフさを兼ね備えています。性格はとても穏やかで人馬に対するあたりも柔らかいことから、鞍上の指示通りに動き、芝の中・長距離戦を中心に、安定したコンディションで息の長い活躍をする競走馬となることでしょう。
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[募集馬診断レポート]
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1.母馬の繁殖ポテンシャル診断
・母シャドウメモリーは、1999年生まれで、本馬は6歳の時の産駒。
・現役時代8戦1勝、2003/1に引退。
・2004年3月に初仔で、現役引退後半年未満で繁殖入り。
・デビューした産駒はいません。母は、3歳の春デビュー。
・産駒の馬場・距離適性は、芝の短-中距離、ダートの短-中距離がレンジ。
【評価】:★★★★☆☆☆
まだこれからの繁殖で、可能性は大いにありますが、繁殖入りするまでの期間が短いのはマイナスです。4歳で8戦して引退ですので、そんなに痛んではいないと思います。
まだ、繁殖適期に入る前の産駒ですので、馬体が小さい、毛づやが悪い、目の回りに夏バテの兆候が見られるなど、体質面で弱い可能性があります。その場合にはデビューが遅くなるかもしれません。逆に元気いっぱいで、勢いがある馬体の場合には、父馬の活力、母馬の若さを受け継いでいる可能性が高いということになります。
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2.血統診断
・Thong、Moccasinの5×4の全兄弟クロスがある。
・母はセントサイモン系×セントサイモン系。
・本馬はグレイソヴリン(ゼダーン)系×セントサイモン系。
【評価】:★★★★★☆☆
おもしろい血統の母馬ですね。意図的に輸入されたのかもしれません。全兄弟クロスというとエルコンドルパサーの血統にある名牝Special とLisadellのクロスを思い出しますが、この2頭は共に父Forli×母Thongの全姉妹クロスですが、本馬はその母の方のThongとmoccasinの全姉妹によるクロスが入っています。
母の父方と母方の両方がセントサイモン系ですが、実はセントサイモンに行き着く前にプリンスローズのところで血が全く一致してしまいます。プリンスローズの代表産駒である、名種牡馬プリンスキロPrincequilloとさらにその代表産駒ラウンドテーブルRound Table、そしてその代表産駒のアパラチーApalacheeの流れが母系に入っています。一方父系は同じプリンスローズのPrince Bioの流れを組むサイフォンsiphonですね。このクロスがどのような効果を発揮するかはまったくの未知数ですが、非常に興味深い血統です。 母の兄弟に米チャンピオンスプリンターであるアータックスがいます。
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3.種牡馬診断
【ジャングルポケット】
【評価】:★★★★★☆☆
新種牡馬ジャングルポケットは、母父サンデーとの相性という点で非常に注目されている1頭です。特に父サンデーサイレンス、母父トニービンは、すでにリンカーン、ハーツクライ、アドマイヤベガ、アドマイヤグルーブなど活躍馬を多数輩出し、ここ数年間だけでもすばらしい成績です。その逆であるサンデー系牝馬との配合は非常に興味深いところです。今年はジャングルポケットにとって良質繁殖牝馬のオンパレードですので、ここで活躍馬を出せるかどうかは、本馬の種牡馬生活を左右するといっても過言ではないでしょう。血統的には、母父にノーザンダンサーのヌレイエフを配し、日本ではNDのクロスが発生する可能性が高いですが、最近の傾向から言うとむしろ悪くありません。そしてヘイルトゥリーズンの血を持たないというのもプラスであると考えて良いでしょう。ただ気になる点が2つあります。一つは母ダンスチャーマーの産駒がジャングルポケット以外はあまり走らなかったことです。こういう種牡馬は、あまり繁栄していないという現実があります。もう一つは“気性”です。レース後にもあれだけ気性を表に出す馬はあまりいません。その気性が良い方向、すなわち気合いとして働いている分には問題ないのですが、例えばサンデー系のように、うるさい血統との配合で、それが悪く働く可能性があるということです。これは多くのPOG本でほぼ一致した見方です。では、産駒は気性がおとなしい方が良いかというとこれも一概には言えません。ジャングルポケットが気性で走った馬ということであれば、おとなしい馬は父の良いところが出ない可能性もあるのです。すなわち長い直線でどこまでも前の馬を追い、そして抜こうとするジャングルポケットの闘争心こそ、トニービンの血の持つスピードと切れを活かし切るのに好都合であったとも言えるのです。いずれにしても、本馬を種牡馬として成功させたいという意識がノーザンファームにある以上、“走る馬”がでる可能性は、かなり高いと見て良いでしょう。今回のキャロットクラブの募集馬についても、ジャングルポケットの産駒はすごい繁殖牝馬の仔ばかりです。
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4.厩舎診断
厩舎診断を入れたのは、牧場で話を聞いたときに、募集馬の厩舎を牧場側が選ぶと知ったこと、そしてやはり走りそうな馬を良いトレーナーのところに入れるようにしていると聞いたことからです。ということで参考にしてください。
【池上厩舎】
【評価】:★★★★☆☆☆
1947年生まれ。昨年のリーディング16位。昨年はこれまでで一番成績が良かったですね。それまでしばらく60位以下ですね。所属馬にはトウショウギア(OP)などがいます。特に騎手は、柴田、田中、吉田騎手をよく使っています。
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5.馬体診断
【評価】:★★★☆☆☆☆
カタログのコメントでは人馬に対するあたりが柔らかいということですが、静かな目の中に確かな闘志を感じます。ちょっときついですかね。馬体は全体的に若干迫力に欠けます。胴も若干緩い感じがします。繋ぎの角度は良く、足下は素軽い感じがします。ちょっと管のあたりがみずみずしい感じで、まだ幼さが残っています。トモのはりはまあまあでしょう。
(測尺)この時期としては大きいですが、遅生まれというわけでもないので、問題なしとします。
<DVD診断>
【評価】:★★★★☆☆☆
足下はしっかりしていて、ほどよいバネも感じます。歩様は若干リズム感に欠け、前駆と後躯がうまく連動していない感じがします。しかし、このような状況は調教過程でかなり変わっていく可能性が高いので、そんなに気にすることはないのかもしれません。
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[相馬眼のXのコメント]
気がとても強く、調教が大変そうです。大きすぎですね。
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2006年の募集馬には、ディープインパクトの弟、キングカメハメハの弟などをはじめ、良血馬が多数集まっています。さて、クラシックに駒を進めるのはどの馬か。
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